「参議院文教科学委員会」(2018/11/15)

日頃よりお世話になりありがとうございます。
江島潔議員は昨日の参議院文教科学委員会で、文部科学大臣の所信的挨拶に対する質疑をさせて頂きました。
当日の質疑は下記URLでご覧頂けます。
https://youtu.be/EseqctBB8SA
あわせて、江島潔議員のフェイスブックもご覧下さい。

【質疑の概要】
1.文部科学省の信頼回復について
・文部科学省幹部職員が続けて逮捕・起訴されことは遺憾である。文部科学省として、どのように信頼回復に向けた取り組みを進めていくのか、大臣の見解を伺う。

2.科学技術イノベーションのための研究力向上・人材育成について
・本庶佑京都大学特別教授のノーベル生理学・医学賞受賞が決定したものの、我が国の研究力は諸外国に比べて相対的に低下しているのではないか。科研費等の基礎研究支援策を充実するなど、我が国の研究力向上に向けた取組を強化していくべきではないか、大臣の見解を伺う。

3.南極観測船しらせについて
・先日11月8日に行われた、第60次南極地域観測隊員及び「しらせ」乗組員の壮行会に出席させていただいた。我が国の南極地域観測は、昭和31年から実施しており、継続的な観測によりオゾンホールの発見といった成果をあげてきていると承知している。我が国の南極地域観測の意義及びこれまでの歴史的経緯を含めた成果について、大臣の見解を伺う。

・現在、日本も含め29か国が南極に観測基地を整備し、国際的に連携して南極地域観測に取り組んでいると承知している。その際、我が国が主導的な立場で臨むためにも、我が国の強みを活かしていくことが重要と考える。我が国が他国に比べて特に優れている点はどのようなものか、大臣の見解を伺う。

・南極には地球全体の氷床(ひょうしょう)の90%があり、融解すればその影響は多大なものとなる。その南極において地球温暖化の兆候が見え始めたとのことである。南極地域観測は、地球温暖化等による全球的な気候変動の解明に向けた非常に重要な取組と考えるが、今後の取組とその成果の活用について、大臣の見解を伺う。

4.スポーツ団体のガバナンス強化について
・2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、今後より一層盛り上げていく必要があるにもかかわらず、近年、スポーツ団体における様々な問題が発生している。スポーツ団体のガバナンス強化について、文科省としてどのように対応していくのか、大臣の見解を伺う。

5.防災・減災対策の推進について
・自然災害が多発する我が国において、最先端の科学技術により防災・減災を推進することは重要である。特に甚大な被害が予想される南海トラフの地震に対して、どのように取り組んでいくのか。

6.Society5.0等に対応した教育の在り方について
・Society5.0及び人生100年時代が到来することが見込まれるが、これからの未来を生き抜く若者には、どのような能力が必要と考えるか。そのためにどのような方策が必要か、大臣の見解を伺う。